James Holden – DJ-Kicks [K7 Records]


Djkicks_holden

過去2回、野外でのHoldenのセットに惚れて以来、
「Holdenがお外でやったら必ず見に行く!」と意気込んでいたところですが
今年のフジロックにも2日目深夜に出演するそうで実に楽しみなそのカレの昨年リリースしたMix CDです。
Affroで御馴染みseavaさんに貸していただきました。

髪型が昔のリッチーみたいなアレになりつつあるジャケットですが、
音はキックのないミニマルミュージックからシューゲイザーやサイケやらをゆるゆる通過する
相変わらずつかみどころが無いのに妙な統一感のあるHoldenらしいMIXでした。
流れは平坦に、ひたすら流れていくまさにミニマルミュージック。
といってもミニマルテクノではないReichのミニマルの方です。
当然の如く派手な展開はないですが大河を流れつつ低空飛行し、
最終的に空まで達するようなスロウな風景が愉しめます。
こうなると最早ダンスミュージックではない感じ。
これが今のBorder Communityの方向性そのものなのかもしれないですね。

自身の超久しぶりな新曲#14 Triangle Foldsや、
MogwaiをRemixした非リリースの#7 The Sun Smells Too Loud (Holden Remix)なども。
後者は前半のハイライトのような雲の間の暗さとギラギラとを
交互に味わうようなサイケな四つ打ちトラックで、
個人的に是非ともリリースして欲しい感じのトラック。
その後一旦ノンビートに潜って、
最終的には轟音のノイズが鳴り響く#20 SS Pyramid Snake – Catacomb Cityで終了へ。