【Minimal Techno】Ricardo Villalobos – Fabric 36 [Fabric]


fabric 36
今月末のCocoon Heroes Tokyo: Finalにも登場予定のRicardo Villalobos
新アルバムも最近リリースした彼ですが、このFabricについてもほとんど
オリジナルアルバムと言ってもよいのではないかと思われるような、
自分の曲のみを繋げたMixCDです。 同じくFabricのGuy Gerberと同じ手法ですね。
(と言っても、RicardoのこちらのMixの方が先ですが)

スポンサードリンク

 


個人的にはこの人の音はDJ自体よりも作曲の方が魅力があるように感じます、
作る音は言うなれば奇想天外、Cadenzaともまた違う民族感とテクノの合成、
捻くれていながらも躍らせるグルーヴはどこか存在する、「この人だけの音」
があるタイプのトラックメイカーと思いますね。

DJの方は映像や音源を色々チェックした限りでは結構思ったより大味な感じを
受けるのでそこまで好きー、という感じではなかったです。
一応、過去にTaicoclubでまどろみながらDJプレイを聴いたことはあったのですが…

さて、このFabricはというと前半はグリッチのようなノイズ混じりの
ミニマルテクノからスタート、序盤はあまり曲間の違いを感じない、
文字通りのミニマルな展開が続き、リカルドのトラックらしい
なんだか胡散臭いコーラスや不規則に挟まれるようなパーカッションや
太鼓などが中盤に向けて少しずつ含まれてきます。

中盤のハイライト、トラックのリズムを無視したような和太鼓乱れ打ちが炸裂する
Andruic & Japanではトラックの裏でJapanese Crazy Guys Playing Boom…
とか Sashimi!! good Ideaなどのよくわからない会話が繰り広げられてます。

トラックのリズムと太鼓ののリズムが完全に離れて踊っていいのかどうしていいのか
わからなくなる怒涛のブレイクから、そつなくリズムが戻っていくあたりの展開は
素人ながらも曲作ってる人間にとっては凄いなぁ、と関心しきりでした。

個人的にはその辺がピーク、後半はちょっとダレるかなあと…。
あ、後半には、Tanaka Fumiyaとの合作も収録されてます。

このミックスに関しては、湿っぽいオーガニックさはそこそこで、
どこか都会的な印象を僕は受けたのですが、なんででしょう、
序盤、後半あたりがなんとなくモダンなメロディやクリックテクノらしさが
多分にあるからでしょうか。

あまりドロドロし過ぎずに気軽に聴けるレベルでのオーガニックミニマルテクノ、
Fabricシリーズは基本お値段お安いので、中盤あたりのAndruic & Japan
奇妙なグルーヴ感は味わってみても良いと思います。

Tracklist

01. Ricardo Villalobos – Groove 1880
02. Ricardo Villalobos – Perc and Drums
03. Ricardo Villalobos – Moongomery
04. Ricardo Villalobos – Farenzer House
05. Ricardo Villalobos & Patrick Ense – M.Bassy
06. Ricardo Villalobos – Mecker
07. Ricardo Villalobos & Jorge Gonzales – 4 Wheel Drive
08. Ricardo Villalobos & Patrick Ense – Fizpatrick
09. Ricardo Villalobos & Andrew Gillings – Andruic & Japan
10. Ricardo Villalobos – Organic Tranceplant
11. Ricardo Villalobos – Prevorent
12. Ricardo Villalobos & Fumiya Tanaka – Fumiyandric 2
13. Ricardo Villalobos – Won’t You Tell Me
14. Ricardo Villalobos – Primer encuentro Latino-Americano
15. Ricardo Villalobos – Chropuspel Zündung

Fabric 36